こちらのエントリーの続きです。
ネイティブバイナリなプログラムに目をつけいて色々調査していると2010年辺りに流行っていたのかその頃の実装が幾つか見つかりました。
ただ、TEMPer自体がアップデートされている様で幾つか種類があったり、なんと購入したものはよくWebで見かけるのとベンダーIDが違っていたり😱(会社変わってる...)
そんなこんなで以下にしようと目論んでいました。
サポートしているTEMPerのベンダーID、プロダクトIDに購入したのはなかったのですが、HIDデバイスとしてのアクセス方法は変わらないだろうと踏んで、USBデバイスのサーチロジックで新しいベンダーID、プロダクトIDがヒットする様にテーブル更新さえしてしまえば使えるだろうと安直に発想w
また、このリサーチ中、Python実装も見つかり
libusbに依存しない様で、候補の1つになりました。
ネイティブバイナリなプログラムが使えるのかを調査していた時にlibusbが必要なことが分かっていて、TS-262に搭載されているのlibusb−1.0でメジャーバージョンが同じことは確認してはいたのですが、今後のバージョンアップでのズレがやや心配な面があるというのが理由です。
Python実装のtemper.pyを試してみる
何はともあれTS-262のQTSでPythonが使える様にしないと始まりません。
”must work with Python 3”とのことですので調査。
ふむふむ。App Centerからパッケージ導入できるらしい。
ちなみにこんな情報も。
この手のある種の混乱情報、実は結構検索ヒットします。
opkg道入との棲み分け、あまり詳しくはないのですけども、コマンドベースのパッケージマネージャーは開発用途でコンソールやターミナルでパスが通るようになっているんだろうと想定。
一方App Centerの方はQTSのシステムに導入するパッケージの位置づけなんだろうと。
何れの方法でもどこかにバイナリがインストールされるはずで、できれば環境を汚したくない派としては、App Center道入版で動かしたい。
パスさえ分かればスクリプトならシェバン書き換えるなりすれば実行できるんでない?等々色々妄想しつつ、更に検索。
AppCenter道入、ssh接続での実行方法はこっちが正解筋が良さそうです。
なるほど、って感じですよね。
で、徐ろに”temper.py”をTS-262上で実行してみますと
”python3-serial”をインストールしろとおっしゃられました。
ネイティブ実装でHIDアクセスにlibusbが使われているものが多くて、これは
と使わないのが売り。当然代わりのUSBデバイスアクセスの仕組みが必要な訳で...
というかapt-get?
コード見ますと...なるほど。
で、GitHubのREADMEを見返すとこんな記述が。
一般的なディストリビューションだとなんとかなるかもですが、ターゲットはQNAP...
手段はあると思いますよ。でも環境汚したくなくて選択したのにpip3インストール、opkgに逆戻りで本末転倒とか、例示は適当ですけど容易に想像できますよね。
ということで、基本に立ち返ってネイティブバイナリ案に逆戻り。
クロスコンパイルする必要があるのでツールチェーン探しから。
実はこちらも調査・試行済みで、うまく行かず...
失敗原因もなにかの役にたつかもしれずエントリー化しようと思わなくもないのですが、色々ややこしくて...
気が向いたらエントリー化します😅