2022/11に購入。年明け2023/1/16に配送され1/21に愛車キッコロさんに取付けた Eventuri GRヤリス インテークシステム。
取付けが終わるとフィルターのメンテナンスが気になりだして色々調べていましたが、当時は結論出ず。
Eventuri 公式のメンテナンス目安である走行距離5,000kmまで先送りしていたのですが、いよいよ目前(400km弱)に迫ってきましたので過去の記憶を呼び起こしつつ、約1年ぶりにリサーチし始めたのでした。
#イベンチュリ のフィルターメンテをネットで調べ過ぎて目がショボショボ笑
— KiTTAN (@kittantan_jp) 2023年1月28日
公式が余りきちんとした情報を出していなさそうでネットの世界でも混乱気味風
見つけられた #イベンチュリ 公式情報はこれだけ。
— KiTTAN (@kittantan_jp) 2023年1月28日
5000km毎に圧縮空気または地元イベンチュリディーラーで入手したクリーナーで清掃と。 pic.twitter.com/n8XN3njnDR
モノが届いてみますと↓のカードが封入されていました。
Webページよりはいくらか追加情報が得られましたか疑問が2点。
- SIMOTAのクリーナーは何処で買える?
- 乾式フィルターにクリーナー掛けて大丈夫?最後は洗い流す?
イベンチュリ”must be used”なSIMOTA製クリーナーをリサーチ
日本では本体を販売・取付けしてるショップさん情報はよく見かけるけど、クリーナー販売等メンテナンスに関する情報は見かけないのですよね。#イベンチュリ#GRヤリス
— KiTTAN (@kittantan_jp) 2023年1月28日
改めて調べて見ましたが現在でも状況はあまり変わらない様でした。
ショップさんはビジネスなのでフィルターメンテナンスの情報は余り出されないのかもしれませんね。
エアフィルター交換ですと技術力やサービスのアピールにもならず大した宣伝にもなりませんし…
インテークシステム自体も日本語情報は少なめでしたので、気を取り直して海外サイトも含めて検索。
海外、特に #イベンチュリ お膝元ショップがネットではよくヒットします。
— KiTTAN (@kittantan_jp) 2023年1月28日
そして、クリーナーのメーカーは台湾の #SIMOTA pic.twitter.com/uWDz0uYsss
#BMW #M3 / #M4 の海外フォーラムですが、”#イベンチュリ のフィルタは #SIMOTA のOEM"となっていて、メンテの仕方を確認し #イベンチュリ の回答もあって、 #simota のクリーナー推奨となってます、2016年の投稿で古いですが。#GRヤリスhttps://t.co/ocYl2xTcNa
— KiTTAN (@kittantan_jp) 2023年1月28日
フィルター本体が 台湾 SIMOTA のOEM。故にクリーナーもSIMOTA推奨。
製品同梱カードの通りでした。
ところが、このSIMOTA製クリーナー、購入できそうなところを当時なかなか見つけられず。
しかも、 #SIMOTA のクリーナー(OILなし)、日本のショップ販売ページ見つけられない…
— KiTTAN (@kittantan_jp) 2023年1月28日
SIMOTA製クリーナー入手できないとSIMOTAに連絡したらK&N使ってとSIMOTAから回答来たっていうのを米のフォーラムで見かけたけど、そんなのでエア飛ばしでいいんだろうか??? ああ、よくわからない…#GRヤリス
SIMOTAがK&Nのクリーナーを代替推奨したとの情報ソースはBMW M3/M4掲示板のスレッドでした。
イベンチュリお膝元のヨーロッパでは取り扱いショップが多そうですが、アメリカも日本と同様に入手困難みたいです。
ネット情報での代替品はK&N、aFe(🇺🇸メーカー)、BMC(🇮🇹メーカー)。
日本の方ですとみんカラさんにM3オーナーさんのエントリーが見つかりました。aFeのクリーナーをお使いです。
世界中の皆さん、自己責任で代替品使われているご様子🥹
SIMOTAのクリーナー購入先を改めてリサーチしますと、2輪車ショップが2件ヒットしました。
いずれもお取り寄せ😭
更に、イベンチュリでは使用しない湿式用オイルとのセット。
イベンチュリ社が湿式フィルターをMAFセンサー影響を避ける為に乾式として使うことにしたので、製造元のSIMOTAとしては知ったことではない、といったところでしょうか。
できれば推奨品を使いたいところですが、使わないOILがセットになり、更に入手性がここまで悪いと流石に使い勝手が悪すぎます…
私も代替品選定ですね。
アマゾン、楽天を検索しますと、入手性・オイル無しだとK&N一択という感じでした。
乾式で液体のクリーナーを使っていいのか?エア・ブローは大丈夫なのか?問題
クリーナー選定以前にまずこちらですよね。
#GRヤリス (だけではないと思いますが)の #イベンチュリ エアインテークのフィルタは乾式なのですが、色々しらべているとどうも元は湿式で、エアフロセンサーに悪影響がでて今ではオイル塗布非推奨にしている様に思えるのです。
— KiTTAN (@kittantan_jp) 2023年1月28日
イベンチュリのフィルターのクリーニング方法を悩ませる原因です。
乾式フィルタは一般的に洗浄不可で、コンプレッサーやエアダスターでの圧縮空気での清掃はフィルタを痛めるのでNGな事が多いのですけど、 #SIMOTA 製品は乾式でも使える湿式でメンテナンスキットは必ずOILがセットになっていたりするのです。
— KiTTAN (@kittantan_jp) 2023年1月28日
公式ではこんな記述が。台湾公式の英語表記。 pic.twitter.com/fiSqOgENDa
フィルターをクリーナーで洗浄するのは塵や埃を取り除く事よりも、古くなった吸着用オイルを汚れごとオフするのが主目的であり、乾式で使うイベンチュリの場合、クリーナーでの清掃はそもそも必須なのだろうかと🤔
後ほど紹介するSIMOTA公式のメンテナンスページや動画でも、汚れをエアーで飛ばした後にクリーナーで洗浄する手順になっています。
圧縮空気で目詰まり解消するだけにするのがベター?
とはいえ、フロントウィンドウの油膜の様に空気中の油分と塵・ホコリが混じり合ってエア・ブローだけでは綺麗にならない気もします。
乾式フィルターの場合、紙や不織布素材で圧力を掛けると目が荒くなったり破れたりしてフィルター効果を損なってしまい一般にはNG、同じ理由で水洗いも流水は圧力がかかるのでNGの理解でとても悩ましいのです。
圧縮空気についてはEventuriも公式メンテナンス方法として紹介。
製造元のSIMOTAも、"unique material"でエア・ブローできることを売りにしています。
日本語の動画も。
ただ、これ、リンク先のページをご覧頂けるとお分かり頂けるかと思いますが、純正交換タイプのフィルターメンテ方法の様なのですよね。
御存知の通り、GRヤリス向けイベンチュリのフィルターはコーン型且つリバースマウント。
公式動画スクショに落書きしてしまいましたが、エアだとホコリ・塵・砂が残りがちで、取り除くために部分的にエアを強く当てるとフィルター素材を痛めてしまいそうな気がします。
フィルターがザル状態になってしまうと極小とはいえ砂的なものが取り除かれなくなって、長期的にはタービンやシリンダーに悪影響を及ぼしかねません。
エアブローすること自体は公式で言及されており、やること自体は問題無さそうですが、圧力値の目安がなく、ダメにする覚悟で最適を探る/汚れが残るのを諦めて緩めにするということになってしまいそうです。
また、コーン型ですのでエアが均等に当たりづらかったり、リバースマウント故に汚れが取り切れたのかを確認しづらかったりするのではないかとの心配も。
次に水洗い。
フィルター洗浄で吹き付けたクリーナー水洗い不可(不織布素材専用になっていないwater,steam etc...)でエアで飛ばすか自然乾燥することになってるのですが、本当にいいんだろうか?#SIMOTA#イベンチュリ #エアクリーナー #フィルター#GRヤリス pic.twitter.com/aXGib0roFZ
— KiTTAN (@kittantan_jp) 2023年1月28日
一年前のリサーチでもSIMOTA公式手順を見て悩んでいますね。
上のSIMOTA公式動画の3:08辺りで”水洗いはできません”と明言あり…
少なくとも公式としてはNGの様です。
ユーザーの方はといいますと、上で紹介したBMW M3オーナーの方は
バケツにドボン😳
しかも見た目以上に汚れていると。効果がありそうです。
洗浄・自然乾燥後、オイル塗布されていないので乾式として使われており、エアガンでのメンテもされていたとのことですが、それでもこの汚れとすると水洗い(浸け置き洗い?)は効果がありそうです。
こちらの方もBWMですがF90 M5。リバースマウントの様です。
2023/01/09アップロードの動画で、ちょうどキッコロさんのインテークシステムの購入・到着していた頃です。
SIMOTAのクリーナーを使われています。
普通の水圧で、エアの吸入側から水を掛けていますね...
流石にこれはNGかと…
そしてオイル塗布...
こちらはあまり参考にしない方が良いかもしれません😅
いずれにしてもイベンチュリ・ユーザーさんで水洗いされている方は居るようです。
一方、公式手順通りのクリーナー吹付け&エア・ブローだけ、という方の情報は見つけられず。
公式情報とユーザー情報が錯綜していて決め手がなく悩ましいです。
とあるショップさんの解
BMW専門ショップさんのQ&Aから。
他のショップさんでこの手の情報を公開されているところが見つけられませんでしたので貴重です。
こちらが唯一 #イベンチュリ のフィルタメンテについて見つけられたBMW専門ショップさん。
— KiTTAN (@kittantan_jp) 2023年1月28日
QAの回答は20,000Kmチェック、洗浄なしの交換対応。
車種も違いますし合っている間違ってるではなく、イベンチュリ公式情報がはっきりしないので交換できるならするのが無難ですよねhttps://t.co/AlBKf21CMJ
『クリーニングキットの設定がないため』という理由が気にはなるものの、正しい方法か分からない&金銭的に余裕があるなら安心・安全を買う選択肢も、と言うところでしょうか。
で、結局どうする、私?
一年経って改めてイベンチュリのエア・フィルターのメンテナンス方法をリサーチしてみたものの、公式情報の精度は変わっておらず、ネットの情報もアップデートされたものは見つけられませんでした。
こうなりますと、ネットの世界の皆さん同様、自己責任でやってみるしかない、との結論に。
調べた情報を元に、私なりには以下の形でメンテしようと思っています。
1.ゴミ取り
K&Nの手順を参考に柔らかいブラシで汚れ取り。その後エアの取り込み側(ゴミが溜まる方)から掃除機でゴミを吸取り。
フィルターを痛めない様に弱モードで。
エアガン持ち合わせていないこともありますが、コーン型形状・リバースマウント方式でエンジン側から吹き飛ばすと、塵・ホコリ・砂等は落ちるのと同時にコーン内に散らばってしまうことになりますので、ハケ的なもので浮かした後吸い取る方が合理的ではないかと思いました。
2.クリーナー塗布&浸け置き洗い
乾式での利用といえど、道路を走行していると先行車の排ガスやアスファルト等の油分が以外と飛散しているものです。
空気とともに油分を吸い込んでいて、塵・ホコリ・砂が混じり合って固着、フィルターの目詰まり原因になりそうです。
Eventuri公式情報でも、乾式であるにも関わらずクリーナーを使う様に指示されており、エアでの吹き飛ばしだけでは不十分とも読み取れます。
水洗いはSIMOTAが明示的にNGと言っているのでリスクではありますが、SIMOTA製クリーナーの入手が困難で代替候補がK&Nとなりそうなこと、K&N公式のメンテナンス方法では弱い流水で濯ぐことになっており、フィルターへのクリーナー残存は良くないと判断。
とはいえ、水圧は不織布の目を偏らせて部分的に大穴(大げさですねw)を空け、フィルター機能を損ねてしまうリスクがありますので浸け置き洗いを選択。
気休めかもしれませんが純水洗車していますので、水道水のミネラル分が乾燥後に残存しない様に純水で浸け置き洗いしようと思います。
3.メンテナンス周期
Eventuriの公式目安は5000km毎ですが、走行環境や状況によりけりで飽くまで目安。
必要以上の頻度で洗浄すると逆にフィルターを痛めてしまう事に繋がります。
また、純正エアフィルターとは異なり、メンテナンスするには工具を使った取外しが必要で、特に気になるのがこの部分。
自車取付時の写真がなかったのでEventuriのInstallationガイドから。
プラスチックパーツを既存の穴に差し込んで土台にし、
ダクト部分の本体を固定するために付属のスクリューで止めるのです。
スクリューネジなんですよね。締め付けは土台を削ることになりますので頻繁なつけ外しは緩みの原因になりかねません…。
こういった事情もあり、できれば走行距離ではなく、必要十分な適切な周期で確認・清掃できる様にしたいところです。
具体的な実現手段は未だ見い出し切れていませんが、以下の2つを考え中です。
後者はEventuri取付け時に効果が確認できるのではないかとOBD Linkでモニターできる様に既にしていました。
これ、サブ機のRakuten mini でやっているのですけど、Android auto でナビしつつ、OBDの情報をロギングしてるとRAM不足になるのか、バックグラウンド扱いのgoogle mapが每走行一度はリセットしていて、これを改善するのにザフ機を物色していたのです pic.twitter.com/pQ7XDrlYs0
— KiTTAN (@kittantan_jp) 2023年2月5日
モニター機が未だRakutenMiniの時代ですね。エアフロ関連ダッシュボードです。
左上がMAFセンサー値。Eventuri装着直後くらいの動画で、アイドリング時に大体2.7、2.8g/sを示していました。悪化時の目安が無いので判断が難しいのですがこの値が下がってきたらメンテナンスタイミングと判断できるかなと。
4.予備フィルター
洗浄にしろメンテナンス周期にしろ自己責任で行う要素が多いので、万が一の為に予備フィルターは用意しておきたいものです。
実は洗い替え目的で1つ、去年(2023年)の4月末頃購入済みだったりします。
走行距離的にはクリーニング未だ早いのですが、概ねオイル交換サイクルと同じ間隔なので、洗い替え?wを購入#GRヤリス #EVENTURIhttps://t.co/dEJLw5aYnZ
— KiTTAN (@kittantan_jp) 2023年4月26日
今ヴェルナーさんの通販サイトを拝見すると、お値段¥5,500程上がってました😳
円安、インパクト大きすぎです。
洗浄メンテナンスするとしても、走行距離20,000kmを目安に交換という情報もありますので、例えば10万kmだと総数5個は必要な計算に。後3個は必要ですね。
次の円高、待ってみましょうか😅
それにしても完全に独自手順になりました笑
皆さん、メンテナンスどうされてるんですかね🤔
気が向きましたら実践編エントリーをアップするかもしれません。
2024.01.28追記
ファイバースコープを購入してフィルターの状態を確認してみました
で、お値段少し張りますがディスプレイ付きのメーカー品を物色
— KiTTAN (@kittantan_jp) 2024年1月20日
見つけることができたのはこの2つ
DIYもカバーするラインナップっぽくお値段は一万台前半
デジガジェとは異なりますのでこんなものかと思いますが、SDHC、USB microだったりするのが少し前感 pic.twitter.com/2jXhEmhaY9
アマゾンのレビューを見ると故障が多いとのコメントが目立ちますが、日本メーカーで費用対効果を考えてシンワ測定さんの製品を楽天さんで購入しました(ポイント使えますので)。
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そしていよいよ観察😁
キッコロさん( #GRヤリス ) に #EVENTYRI 装着から5022.1km
— KiTTAN (@kittantan_jp) 2024年1月28日
作戦通りファイバースコープで除いてみました😀
ゴミは見えますがまだ分解清掃する程でもなさそうです pic.twitter.com/geSuSQawMi
案外ちゃんと確認できますね。
洗車毎にチェックしてクリーニングタイミングを図って行こうと思います!