2018年Intel MacBookPro13インチから5年振りにM3 Pro MacBookPro 14インチに更新したのを契機に、Parallelsで動作させているWindows11がARM版になったことが関係しているのか、10/31(日本時間11/1)に公開された大型アップデート23H2が公開から一ヶ月が経とうとしているのに、アップデートが降ってこないのです。
ここ最近毎日Windows Updateで更新確認しているにも関わらず、です。
大型アップデート、全世界での順次ロールアウトやMSでの互換性チェックで”未だ”来ていないだけかもしれないと思いつつ、アップデートされない事情が何かあるのかと調べてみました。
行き着いた情報によると、21H2から22H2へのアップデート時にも似た状況だった様で、今後も続くかもしれず、こちらに纏めて参照できる様にしておこうと思います。
※実施内容は末尾の情報ソースにあるリンク先のと同じです😅。本文は私の環境での検証結果となります。
適用対象Windows11のシステム情報
強制アップデート手順
1. グループポリシーエディター「gpedit.msc」実行
2. グループポリシーエディターで「ローカルコンピュータポリシー\コンピュータの構成\管理用テンプレート\Windowsコンポーネント\Windows Update\Windows Updateから提供される更新プログラムの管理」をダブルクリックして展開する
3. 「ターゲット機能更新プログラムのバージョンを選択する」を開く
4. ラジオボタン「有効」を選択し、オプション欄フィールドに「Windows 11」「23H2」を設定する
5. [適用]をクリック後、[OK]をクリックしてウィンドウを閉じる
6. システムを再起動するか「gpupdate /force」を実行して、システムに設定を反映する
Windowsを再起動しても反映される様です。私は上記のコマンドで反映させました。
7. Windows Updateでアップデートをチェック
指定バージョンのアップデートのダウンロードが始まります。
ここまで来ると通常のアップデートと同じですね。
完了すると以下の画面に遷移します。
[今すぐ再起動する]を押下して再起動します。
8. ParallelsToolsのアップデートが適用されます。再起動します。
9. アップデート確認
10. グループポリシーエディターの設定を戻す(重要)
設定を元に戻さないと通常のアップデートが受け取れない様です。確実に戻しましょう!
1. 〜 3.の手順でグループポリシーエディターを起動して「ターゲット機能更新プログラムのバージョンを選択する」の項目で変更した『有効』を『未構成』に戻します。
設定を戻していない状態でWindows Updateの画面を確認すると、「利用可能になったらすぐに最新の更新プログラムを入手する」のオプションがグレーアウトして選択できなくなっています。
設定を戻すとグレーアウトが解除されます。
設定を戻す際、グループポリシーエディターで「適用」ボタンを押下すると上記の様に反映されますが、念のため変更後は「gpupdate /force」コマンドを実行するか再起動をして確実に設定を反映しておきましょう。