ケ・セラ・セラ

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【GRヤリス】デレビキャンセラーで”独り病み”するのかの私見をつらつらと

【GRヤリス】【回顧録】オカルトパーツ?を付けてみる(1)ー 購入編 - ケ・セラ・セラでのマジカルヒューズ検証以降、Googleさんがサジェストしてくれまして、ノック補正学習値を始めとするGRヤリス関連動画を良く拝見させて頂いているGT-Studioさんの動画が事の発端です。

youtu.be

↑はこちらの続編で、TVキャンセラーに特化した動画になっていました。

↓の方からの情報と、”1人病み”という言葉を使い始められたビークルフィールドさんからの情報を元に構成されている雰囲気。

トヨタ、マツダの最新車種でバグ発生、OBDⅡやUSBポートへの外部機器の安全性 - YouTube

※個人的には技術的な話より宣伝が多い動画という感想でした。

”1人病み”はGRヤリスのノック補正学習が進まない個体があるとの文脈からと個人的には認識していまして、この連続性から、キッコロさんも”TVキャンセラー”で”一人病み”しえるのか?と思ったのでした。

純正ナビ無し・DTV契約なしのピュアなDAしか搭載していないキッコロさんになぜTVキャンセラーを着けているかと言いますと、かつてこんな遊びをしていたからなのです

kittantan.hatenablog.com

今やDAにOBD出力を使った情報表示は行っていませんので、外しても何ら実害ないのですが、個人的にはキッコロさん環境だと病まないんじゃないかと思っています。

あくまでキッコロさん個体と環境のセットによる個人的見解ですので、くれぐれも皆さんはこのエントリー内容だけを頼りにご判断されませぬ様お願いします。

キッコロさん環境

改めましてキッコロさん環境です。

  • 純正ナビ無し(ナビモジュール未接続)
  • DTV契約なし
  • DAはDENSO TEN製
     
    マイナーチェンジで品番やメーカーが変わっていたりすると状況は変わるかもしれません。

理由1 病んでるならもう病み切ってるんじゃない?

理由じゃないですね笑

キッコロさんの納車は2021.05.29。TVキャンセラー取り付けは2021.07.03。

2年以上つけっぱなしですが、ノック補正学習値は今でも以下の時のまま表24.3、裏24.2で絶好調です!

理由2 事例で挙げられている車種はGRヤリスより新しいナビ標準車?

動画で紹介されていたレビュー。

文言で検索すると楽天さんでヒットしました。

流石にリンクするのは控えますが、2023年1月発売の60系プリウス用製品に対するレビューでした。

これまた転載は控えますが【注意事項】欄にはまあまあ不安になる赤文字Boldフォントでの記載が沢山ありました。もし私が購入検討するのでしたら完全にパスですね。

製品画像見て思ったのですが、↓が付いているキャンセラーは1人病み原因になる可能性がある気がします。

ステアリングSWでの切り替え制御なんかもできる様にされてますので、コスト的に見てPIC辺りのマイコン入っていて、これでキー連打による車速誤魔化しする・しないの切り替え制御もしている気がします。

ちなみにキッコロさんに装着しているTVキャンセラーは↓

 同じメーカーさんです(^_^;)

ソースは失念してしまっているのですが、選定リサーチ時のツイによると

市販ナビでよくやるPKBのGND落とし(常にサイドブレーキ引いてる状態に誤魔化す)になっているだけのハーネスですね。

動画ではTVキャンセラーの仕組みとして以下の説明がなされています。

キッコロさん環境はこの仕組みに該当しないのです。

世の中には強者の方がおられ、確かTVキャンセラー、自作辺りで検索すると各端子のピン配情報がヒットして、自らタダで実現されている方がいらっしゃった様な

製品選定時にその情報を見て購入・取付け判断した記憶があります。

※ソースは時間があれば改めて調べて見たいと思います。

テレビキャンセラー取付け前後のサイドブレーキオン・オフでの動作です。

取り付け前。車速ゼロでもサイドブレーキOFFで走行規制かかり、車速は判断条件に含んでいないと思われます。

ご参考までに取り付け後。

キッコロさんのDA、多分古めな設計かつ、純正ナビユニット接続しておらずでナビには必須の車速信号(これにも昔からの車速パルスとCAN信号の2種類あってややこしいですが)に絡んだ制御が無いのか、ナビ無しで連携動作してないのではないかと思われます。
更に、昨今の電動PKB、オートマ故のブレーキホールド制御とも無縁(サイドターン用にリア駆動カット機構は有るようですがw)ですので、CAN通信連携したコンピューター制御がそれ程複雑に絡み合っていない気がします。

冒頭の動画ではPanasonic製との言及がありますので、DAではなくPanasonic製ナビ標準搭載の車種だと組み合わせ的に病んでしまうのが現状なのではと思います。

昨今の純正ナビはJIS規格縛りのレガシーな車速パルスではなくCANのみで車速を見る様になっているのかもしれませんね。

故に、無理やり走行規制を回避しようとCAN車速を弄るとCANネットワーク内の他の機器にも影響を与えてしまう。

もしくは車速パルスを弄っているとして、その不安定な動きが純正ナビの制御に影響を与えて(バグと言えなくもない)何らかのエラーコードが書き込まれ、その影響が他の機能にも及んでしまっているのか。

じゃあ、今後も大丈夫?

これは正直、病む可能性はあると思います。

きっかけ動画で言及されているOTAやディーラー入庫時のファームウェアアップデート。

実際走行中なのにサイドブレーキがONの状態ってある意味異常ですよね。

本当にサイドブレーキ引いたまま走行すると警告表示されます。ですが、TVキャンセラーでは警告がでない。

これはDAがクライアント側で、DAが判断した直線(じかせん)のPKB信号状態を他の機器に通知する事はなく、他の機器に影響しないからだと思います。

末端のDA だけがPKB ONと認識している状態ですね。

機器連携的にDAが認識しているPKB状態を他の機器に通知する理由は無く、アップデートで制御変更されることは無さそうではありますが、DAに入っているPKB信号を他の機器が参照するような事になれば病みだすかもしれません。

アップデートがなくても、純正ナビユニットを接続されていたりすると相互に影響して、キッコロさんとは状況が異なる可能性もあると思います。

TVキャンセラーではないですが、不正CAN信号関連ということでこちらも私見を。

OBDアダプターは単体でCAN機器になる訳ではなく、通信を無線化しているものですので、OBDⅡ端子に差し込んでいるだけで1人病みになる事はないと思います。

※そもそも謎のアダプターで接触不要起こしやすいとか、CANH/CANLの作動電圧が怪しい/ノイズ垂れ流しで信号化け起こす様なものですと言わずもがなです。

どちらかというとアダプターと通信するスマホアプリの作りが影響しそうです。

メーカー純正でもない限り仕様準拠した通信を100%再現することはできないでしょうし、せいぜい純正診断機を繋いでCANバスをモニターしてシーケンスを解析し、それを再現する様にしかやりようが無いと思いますので、大半のサードパーティ診断機はこんな感じで作っているんじゃないと想像します。

この中で車両が”異物”と認識しない診断機用のIDを使う様にしたり、シーケンスのタイミング合わせをしてみたりしているんだと思います。

つまり、”正しく動くように作っている”というよりは”動かしてみて動いた”的要素が多分に含まれていて、純正診断機がサポートする信号や機能はメーカー以外には到底網羅できず、またソフトアップデートによる更新にもタイムリーに追従することは事実上不可能かと思います。

ですのでこちらも、今後将来に渡って大丈夫、とは言い切れないというが結論です。

私が使っているOBD Link MX+に付属のOBD Link アプリはアダプターのハンドル品で商用ソフトですので、もし車両側のアップデートによって不具合が出たとしても、タイムリーは無理でも何らかの対策が取られる可能性が高いと思っています。

ソフトウェア・アップデート後は気をつけよう!

OTAやディーラー入庫直後は、モニター値の変化や普段とのフィーリングの違いに意識を向けておこうと思います。

DAのソフトウェア・アップデートは記憶がある限り2023.2.17に適用した1回。

 

後、OBD Link MX+のファームウェアやOBD Linkアプリのアップデートも遅滞なく実施したほうが良さそうですね。

年度毎に拡張OEMアドオンを更新して新規販売車両のサポートを追加してくれるのでまだ安心です。