たいそうなタイトルですが内容は大したことないです笑。
拙作「HKS SLD カプラーオン接続キット」が完成した時に、事前に調べていた『OBD車速がかなり低く出る』という情報から、メーター車速、GPS車速と比較。
ノック補正学習値のリアルタイムモニターで大活躍のOBDLink MX+ and OBDLink(iPhone)で確認用ダッシュボードを作りましての走行
SLD機能してると、OBD車速低くなるはずなのです。
— KiTTAN (@kittantan_jp) 2023年3月31日
GPS車速と見比べると効いてるのと、どれくらい低くなるのかが一目でわかるはず。#GRヤリス #スピードリミッターカット#HKS #SLD pic.twitter.com/IWtghuxlDC
確かに低めには出力されるものの、”かなり”という程でもありませんでした。
走行してもエンジン警告灯付いたりは無くカプラーオン装着は成功している。
— KiTTAN (@kittantan_jp) 2023年3月31日
が、車速、メーター読みより低くはあるが、60km/h位までだと10kmも変わらない。
こんなもん?#GRヤリス#スピードリミッターカット pic.twitter.com/AAVTVNUbHR
しかも、全速度域で一律に低くなる訳ではなく、SLDの仕組みは単純な車速パルスの間引きではなさそうということが分かったのです。
動作確認用LEDを作成するモチベーションにもなりました。
今回、”かなり低くなる”という元情報のブリッツさんスピードジャンパーで、より具体的な速度変化の情報を発見したのでした!
OBD2車速が低く出るのはエンジンECUに入力される車速パルスが低速化されることで、エンジンECUが出力するCAN車速が低速化するからだろうと思いますが、上記の記載だとスピードジャンパーは車速パルス4分周しているみたいな感じで車速が1/4になっています。
これは確かに”かなり低く”なっていますね!!
スピードジャンパーが単純4分周で全速度域で車速1/4になるかは分かりませんが、SLDの車速をしばらく観察していた身としては結構驚きです。
製品化されているのでもちろん大丈夫だとは思いますが&初期の私の想像も単純分周だったのですが、SLDの動きを見た後の印象としては、ここまで実車速と乖離して他の制御に影響しないのだろうかと個人的には少し心配になります。
SLD接続でのOBD2車速の動き、オシロで計測したわけではなく感覚ではありますが、GPS車速に似た動きをしていて、基本当然全域でメーター車速より低くなるものの、それだけでは無く変化が鈍る感じなのです(私的感覚です
加速時→メーター車速60km/h付近で10km弱低くなる
減速時→特に停車に向かう際に分かりやすく、停車直前10km/h未満ではメーター読みの方が一瞬低くなる
リミッター解除領域ではどれくらいの速度差になるのかは相変わらず確認できていないのですが😅、極力実車速との差が少なくなる動きをしている様で、他の制御への影響が少ない気がします。
SLD(厳密にはType Iですね)は10年以上前からある汎用品ですし、現代の車の様にECUで安全に補正されない時代も超えてきている部分が反映されているのかもしれませんね。