【GRヤリス】ノック補正学習値を改善する走り方情報を集めてみる
小生「ノック補正学習値」エントリー
まずは振り返りを。
今年3月末から4月にかけて、ECUチューニング界隈で「ノック学習補正値」に関する情報を見かける様になりました。
私、走行時にOBD Link MX+で常時「ノック学習補正値」をモニターしています😁
ノック補正学習補正値を改善する”走り方”集
ネット上でこれまで目にした、「ノック補正学習補正値」が改善する走り方情報を時系列に。
実践でも情報どおり改善しています!
エイリアン・テックさんBlog(1)
GRヤリス 追加情報 | ALIENTECH JAPAN OFFICIAL DEALER
初めて目にした具体的な方法です。
学習値は以下の整備書の通り「ノック制御値」(OBD Linkですと「Knock F/B Value」)を-2以上で維持しないと上昇せず、この維持には瞬間的にブースト0.5K程度にしてもダメで、ブースト状態自体を維持する走り方が必要でした。
ブーストをかかりやすくするため、通常走行よりも対速度で高いギヤ、アクセルの踏み込みをやや多くする感じになります。
一般道で低速域でやろうとしても信号もあり上述の維持が難しいので、高速や自動車専用道路、できる方はクローズドコースで、ということになりそうです。
GT-Studioさんの動画
【実データ検証】昨今トヨタ車の恐ろしい学習値の効果と簡単な上げ方 - YouTube
12:03から:改善の仕方
”ブースト0.5k程度”のような目安的なものはありませんが、結果的に似た走り方で、なぜこの様にされているかは↓動画部分でご説明されています。
8:35:EUCは何を見ようとしているか?
整備書の内容と整合している感じですね。
14:57:解説
パワー、トルクがでて燃費まで良くなる。
これを見てしまうとノーマルでも改善したくなりますね😄
一度改善してもいつ落ちているか分かりませんし、かと言ってGTSをインストールしたPCを常時車載しておくのも現実的ではないですし、車両から電源も取れて常時モニターできる様にOBD Linkでしたのは正解でした!
3速で引っ張って4000rpmでSPORTS域の #ノック補正学習値 に切り合わるのか試しで見ました👍
— KiTTAN (@kittantan_jp) 2023年6月26日
回転数が分かるようにノック補正学習値モニタ用Dashboardに回転数表示を追加!#GRヤリス pic.twitter.com/2ZAb5s8DK1
エイリアン・テックさんBlog(2)
CleverWorks様(岩手県)にてGRヤリス2台へECUチューニング | ALIENTECH JAPAN OFFICIAL DEALER
”スポーツ域”、”高負荷域”、”裏”等々色々な呼び方がある4000rpm以上の「ノック補正学習補正値」の上げ方が紹介されています。
まずは改善させやすい4000rpm未満の補正を24付近まで進めてから、各ギヤで全開走行繰り返すと。
いわゆる”表”と”裏”の依存関係に関してはまだ情報を見たことがないのですよね。
整備書内容からも関連性がありそうな記述は見当たらず。
私自身は4000rpm以上が別学習値と気づくのが遅くて、改めて確認すると24.2℃Aでしたので、意識的に改善する走り方はまだ実施しておらず、体感的なところは”また今度機会があれば”という状態です。
最後に
独り占め的なことをせず情報公開して頂けるのはとてもありがたいですね🙏
引き続き拙作『カプラーオン接続キット』のご購入意向アンケートを実施しております。
出品数の参考としておりますのでご興味のございます方は是非ご参加下さい。