ケ・セラ・セラ

妄想とか備忘録とか思いつくまま

【GRヤリス】キッコロさんとの新たな対話 - スロットル開度・アクセル開度をOBDLinkで

ノック補正学習値のモニター等など、OBDLinkを使って色々キッコロさんとの会話を愉しんで来た訳ですが、

kittantan.hatenablog.com

新たなきっかけが発生!

youtu.be

よく拝見しているGT-Studioさんの動画です。

3:49付近で、インマニ圧が目標過給圧をある一定以上超えるとスロットルを閉じて、つまりアクセルを踏んでいる感覚よりも加速しない補正が入るカラクリを説明されています。

これはこの目で見てみたい←またw

ノック補正学習値をモニタしているOBDLinkのダッシュボードにアクセル開度とスロットル開度のDisplayを追加してみました😁

アクセル開度はこちらで設定したユーザー定義PIDのものです。

スロットル開度、どのPIDだろうと探索。ヒントは動画のトヨタ純正診断機の単位(°)。

OBD-II PIDs - WikipediaにあるSAEのPIDでThrottle関連で単位が(° : degree)なものは見つからず。

TOYOTA拡張PID(ノック補正学習値とF/B値モニタに使ったやつですね)を確認。

唯一単位が度の『Throttle Position』を選択・設定してみました。

『スロットル開度(ECU認識値)』がどれに該当するのかは項目名からは判断がつかず、実際見てみたところで私には判別できないだろう思いつつ、単位が割合(%)のスロットル関連項目を1つのダッシュボードに集めてみました。

確認用で何れは削除するつもりですので並べ方もサイズも雑ですw

左の2つがSAEの定義PID。右3つはTOYOTA拡張分です。

想像ですが通常のスロットル開度はセンサー値で、ECU認識値はエンジンECUが制御に使う値ですのでTOYOTA拡張のどれかでは内科と外科思います。

これらも実走行で表示して値を比べて見たいと思います。

で、愛車のキッコロさんはどうよ?

たつき、ノック補正学習値の存在も知らない納車直後によく感じていた感覚と非常に似ています。

※GT-Studioさんの動画で解説されています通り、この補正とノック補正学習値は関係しませんが体感の仕方としての表現です。

当時は”吊るし”状態からノック補正学習も進んでいなかったと思われ、その相乗効果で私にも感じ取れたのだろうと思います。

納車直後、本当に拍子抜けする様な、言葉を選ばずに言えば”残念”な感じがしていました。

現代の環境・燃費重視の車の制御はこんなものかと。

これから納車される方、大丈夫ですよ!何れ速くなりますw

今は以前程感じなくなっていて、これはきっとノック補正学習値を24.2(〜4000rpm)/24.1(4000rpm〜)に保てていることと、サーキットを走ったりすることがなく全開走行する機会が殆どないからだろうと。

しかし、時々スポーツ走行に出かけるワインティングで”あっ”と感じる時があります。

それでもかなり段付き感覚は少なく、また、段付き度も少ない(スロットルを絞っている時間が短い?)気がします。

恐らくですが、上のGT-Studioさんの動画にも出てくるEventuriエアインテークに交換していることと、第一触媒をHJS スポーツキャタライザーに交換しているのが効いているのではないかなと思っています。

ずーっと放置の【回顧録】お品書きの2件ですね😅

kittantan.hatenablog.com

素人には論理的に説明出来ませんが、第一触媒交換は排気圧低減に繋がり、その結果吸気側の効率が良くなり、その上でエアクリ交換でフレッシュエアーの吸入効率も良くなっていているはずで、出力を抑えざるを得ない要因が少しは緩和されているんじゃないかと。

高速を含む街乗りではほとんど”もたつき”を感じなくなっていますので、OBDLinkモニターを実践していても日常では観測できないかもしれませんが、次回に”いつものコース”を走る時にログもとりつつ観察してみたいと思います。

 

これでまたキッコロさんと戯れるお楽しみが増えました😄

 

2023.10.04追記

動作検証です

まずは沢山あるスロットル関連のPIDの値です。

次はスロットル開度(角度)の表示+アクセル開度です。